2015年11月08日

松と紅葉

紅葉の秋。
ウチの村の黒松も、ほんのりと葉が黄色くなりました。
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…というのはウソで、コレは松のガンとも呼ばれる松枯れ病に罹ってしまった松です。
今は葉が少し黄色くなっただけに見えますが、残念ながらこの松はもう助かりません。

昭和50年代に西日本で猛威を振るった松枯れ病は、多くの松林をハゲ山にしてしまいました。
最近になって秋田県でも大発生しており、ウチの村でも防風林に大きな被害を出しています。

ところで、秋田県には元々落葉、黄葉するカラマツがあります。
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秋田県では土地の境界線に植えられることの多いこの木ですが、愛媛県南部にはありません。

松枯れ病が愛媛県で猛威を振るっていた時期に、父の友人が紅葉見物に秋田県に遊びに来たことがあったそうです。
その方、カラマツの森を見て思わずこう言いました。
「こりゃいけるかぁ、ひと山いっちょらぁ」(意訳 こりゃダメだ、山全体が松枯れ病にやられている)

当時の松枯れ病の怖さが伺えるのではないでしょうか。



posted by くまのおっさん at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | よもだ話 | 更新情報をチェックする

2015年10月26日

矛盾 --稲作農家AさんとBさんの会話より

A「おう、今年の作はどうだった?」
B「まあまあかな。」
A「米価はどんな感じ?」
B「去年よりはマシだけど、まだずいぶん安いね。」
A「これじゃあ、農機具の更新もできやしない・・・」
B「ああ、コメの値段、上がらないかなぁ」
A「ところで、お前の家、朝食はコメ?」
B「いや、パンだね。」
A「どうして?」
B「カミさんが、コメはスーパーで買うと高いし炊くの面倒だっていうから。」
A「ウチもそんなもんだ。もっと安ければ、ケチなウチの嫁も毎日コメにするのに。」
B「ああ、コメの値段、安くならないかなぁ・・・」
posted by くまのおっさん at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | よもだ話 | 更新情報をチェックする

2015年04月02日

「桜餅」のお話

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写真は秋田の御菓子屋さんセキトで買い求めた「桜餅」と「春の香」です。

どちらが「桜餅」かというと、写真上のお菓子です。

この、硬めのクレープに似た皮であんこを包み、それを桜の葉で巻いたお菓子が、秋田県では桜餅とされています。正式な名前は「長命寺」といいます。

一方、秋田の御菓子屋さんでは「春の香」という名前で売られていた写真下のお菓子は、例えて言うなら桜色の柔らかめの牡丹餅(春なので)を桜の葉で巻いたものです。正式な名前は「道明寺」といいます。関西や四国では「桜餅」といえばこちらです。

大阪時代、春になると道明寺の桜餅が和菓子コーナーに必ず現れましたが、長命寺はいくら探しても売っていませんでした。

一方、秋田では桜餅といえば長命寺で、給食にも登場します。ですから、道明寺を桜餅と呼ぶのには抵抗があるのではないかと思います。

実際、この「春の香」を取り上げている「能代でらっと情報」さんでは、春の香(道明寺)を「桜餅とおはぎの融合」と紹介されています。
http://blog.livedoor.jp/noshiro_kanko/archives/51631586.html

このように、地方によって「桜餅」と呼ばれるモノは異なるのですが、どちらも春を感じさせる美味しいお菓子です。

皆さんの地域の桜餅はどちらですか?それとも、どちらでもない独特の桜餅があるのでしょうか?
posted by くまのおっさん at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | よもだ話 | 更新情報をチェックする
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