2024年09月19日

山の上のオクラ

数あるネバネバ健康野菜の中でも最もポピュラーなものの一つがオクラです。
でも、こんなことを思ったことはありませんか?

「オクラは一つ一つが小さくて料理するのに面倒くさい」

そもそも、オクラは若くて未熟な実を食べる野菜で、オクラの実は普通、大きくなると固くて不味くなります。
そこで、スーパーなどの市場では「S」「M」「L」の3サイズはありますが、他の野菜と違って「LL」以上の大きさはありません。
マスコミやネットでも、小さいオクラの方が柔らかくて美味しいという評価が一般的ですし、小さいオクラが柔らかいのは間違いありません。

でも、ちまちまと料理するのは少し面倒ですよね。

そこで、Lサイズを超える大きさでも柔らかくて美味しいオクラはいかがでしょう?
当農園では、大きくても柔らかくて美味しい、ナント種苗さんの「大奥(おおおく(ら))」という専用品種を使って、大きくても柔らかくて美味しいオクラを育てています。

写真のオクラは実際に販売したものです。市場出荷のLサイズを超えた大きさのオクラが沢山ありますが、普通サイズと同等以上の美味しさです。

品種だけがポイントではありません。当農場は山間部にあり、「山の上」のきれいな水と空気の中でオクラを育てています。
そこで、古の偉人の名前を借りて「山の上のオクラ」として販売しています。

パッケージには山上憶良の和歌も添えました。

銀(しろかね)も  金(くがね)も玉(たま)も 何せむに
勝(まさ)れる宝 子に及(し)かめやも
(金銀や宝石が何だというのだ。子供たちに及ぶような宝などない)

山上憶良の作品で農場主が最も好きな歌です。



 

販売期間:
7月~10月
※ 天候、台風などの影響で収穫できない場合があります
※ 普通サイズのものも出荷することがあります。



販売場所:
みどり新鮮市

御荘(みしょう)道の駅MIC






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2024年09月16日

ゴオンとホウコウ

昭和の時代、日本の会社員は終身雇用制度と年功序列型賃金によって一生涯守られていました。この制度は、鎌倉時代の「御恩と奉公」に由来する伝統的な日本型組織の典型であり、会社員は会社に対する忠誠心が強く、モチベーションも高かったのです。

しかし、1990年代初頭のバブル経済崩壊後、日本の企業は大きな変革を迫られました。経済の低迷とともに、企業は短期的な業績向上を目指し、構造改革の名の下にリストラを実施するようになりました。これにより、終身雇用制度と年功序列型賃金の前提が崩れ、多くの社員が職を失うこととなりました。

リストラの先駆けとなったのが、日産自動車のカルロス・ゴーンによる改革です。1999年に日産のCEOに就任したゴーンは、経営危機に瀕していた日産を立て直すため、大規模なリストラを断行しました。彼の改革は「ゴーンの咆吼」とも称され、日本の伝統的な雇用慣行を大きく変えるものでした。

ゴーンのリストラ策は、日産の短期的な業績を劇的に改善させましたが、その一方で、終身雇用制度と年功序列型賃金に基づく日本型の「御恩と奉公」の関係を破壊しました。これにより、社員の会社に対する忠誠心やモチベーションは低下し、企業と社員の関係は大きく変わりました。

このように、昭和の時代に確立された日本型の雇用慣行は、バブル崩壊後の経済環境の変化とともに、カルロス・ゴーンのリストラ策によって大きく揺らぎました。日本の企業は、短期的な業績向上を目指す一方で、社員との関係を再構築する必要に迫られています。これからの日本企業は、どのようにして社員のモチベーションを高め、忠誠心を維持するかが重要な課題となるでしょう。

結論として、日本型の「御恩と奉公」の関係は、カルロス・ゴーンの「咆吼」によって破壊されたと言えるでしょう。

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