政府の肝入りで作成したマスクが届きました。
とはいえ、私はアレルギー持ちなので、事前にひとシーズン分のマスクを購入していた上、今は市場にも安価な使い捨てマスクが充分に出回っています。
その上、布マスクはアレルギー対策には使えないため、私にとっては使い道が限られます。
では寄附しては、とも思いましたが、これだけ市中にマスクが出回っていると、「どなたか必要な人に」の「必要な人」が想定できません。
仮にいたとしても、運搬や仕分けには、労力がかかります。
物の寄附は、適時に適物でないと、貰った側のありがた迷惑になります。
残念ながら、このマスクは、配布の適期を逸しました。
震災で、大量の支援物資を廃棄せざるを得なかった事例を、政府は覚えていないのでしょうか。
そう考えると、もしかしたら、このマスクは、そっと燃えるゴミに混ぜ込むのが、最も穏便な処分方法なのかも知れません。
私は、それではもったいないので、ありがたくクルマの窓拭きとして使わせて頂こうと思います。