ジントニックというカクテルがあります。
ざっくり言うと、「トニックウォーター」という、ほのかに苦い清涼飲料水でジンを割ったモノです。
つまり、以下の等式が成り立ちます。
ジントニック=トニックウォーター+ジン・・・(1)
ところで、トニックウォーターは、苦み成分(本来はキナの樹皮)と甘味料と炭酸水でできています。
つまり、
トニックウォーター=苦み成分+甘味料+炭酸水・・・(2)
(1)、(2)をまとめてジントニックの成分を細かく書くと、こうなります。
ジントニック=ジン+苦み成分+甘味料+炭酸水・・・(3)
ところで、トニックウォーターの苦み成分として、柑橘が使われることがあります。
ひたすら苦い甘夏の未熟果も、トニックウォーターの苦み成分として使えそうです。
そこで私は考えました。
ジンに甘夏の未熟果を漬け込み、それに砂糖を加えたモノ(仮に「ジントニベース」とする)は
ジントニベース=ジン+苦み成分+甘味料・・・(4)
となります。
これに炭酸水を加えると
ジントニベース+炭酸水=ジン+苦み成分+甘味料+炭酸水・・・(5)
そして(5)を(3)に代入すると
ジントニベース+炭酸水=ジントニック
となり、ジントニベースがあれば、手軽にジントニックを飲める計算になります。
なので、漬け込んでみました。
美味しいジントニックの素ができると良いのですが、果たして上手くいきますか。