その日、私は日本とハンガリーの文化について調べていた。
日本では大みそかに年越しそばを食べる。細く長いそばに「長寿」や「一年の区切り」といった意味を重ねる、いかにも日本的な象徴の文化である。では、ハンガリーには何か大みそか特有の風習があるのだろうか。そんな疑問がふと浮かんだ。
ハンガリーには「名前の日」という習慣がある。1月1日から大みそかまで、それぞれの日に聖人の名前が割り当てられており、その名を持つ人は祝福される。誕生日とは別の、もう一つの祝祭日だ。そして、12月31日は「シルベスター」の日だという。
世界で最も有名なシルベスターといえば誰か。
シルベスター・テストステロン……ではない。もちろん、あの俳優、Sylvester Stalloneである。
それならば、ハンガリーでは大みそかに彼の代表作を観る、というようなことはないのだろうか。たとえばRambo。あるいはRockyでもいい。
そんな、半ば冗談の思いつきで私はAIに尋ねてみた。
すると驚いたことに、それは「非常に有名なハンガリーあるある」だという答えが返ってきた。嘘だろう、と思い、別のAIにも確認したが、答えは同じだった。理由まで私の考えとほぼ一致している。シルベスターの日にシルベスターを見る——ハンガリー人にとって分かりやすい駄洒落なのだという。
私は決して門外漢ではない。大学時代にはバルトークとハンガリー音楽を卒業論文のテーマに選び、民謡研究や歴史的背景にも目を通してきた。それでもなお、この発想に自分で辿り着き、さらにそれが現地の「あるある」と重なっていると知ったときには、小さな驚きと可笑しさを覚えた。
文化が違っても、言葉の響きに意味を見出し、そこに軽いユーモアを重ねるという人間の傾向は、案外共通しているのかもしれない。年越しそばに長寿を託す心も、シルベスターにシルベスターを重ねる遊び心も、本質的にはよく似ている。
駄洒落は、ときに国境を越える。
それを実感した、ささやかだが興味深い経験だった。
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使用AI: ChatGPT
(註釈)
随筆を代筆してもらいました。今さらですが、この場合本文の「私」は誰なのでしょう。
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