2026年08月30日

伊賀流と甲賀流のオクラ

8月29日(土) 曇り一時雨のち晴れ

今日は早朝からオクラの収穫だった。

天気予報では良い天気になるはずだったのだが、収穫作業の途中で、かなり強いにわか雨に降られてしまった。作業服もすっかり濡れてしまったが、今は真夏。この程度の雨なら、むしろちょうど良い涼しさだ。

さて、以前にも紹介したことがあるが、今年はオクラ畑を「伊賀流」の管理区域と「甲賀流」の管理区域に分けて栽培している。

もちろん、本当に忍者が畑を管理しているわけではない。この二つの名前は、二種類の異なる栽培・管理方法を区別するために、私が勝手につけた呼び名である。

今年の面積比は、およそ「伊賀流」: 「甲賀流」=3:2。

当地だけでなく近隣地域でも、また一般的な栽培マニュアルでも「伊賀流」が採用されており、こちらがいわば標準的な管理方法である。

実際に作業してみると、伊賀流の区域は収穫作業がしやすい。株の状態も確認しやすく、収穫適期の実を見落とすことも比較的少ない。

ただ伊賀流には雑草が繁茂しやすいという弱点がある。


一方で、甲賀流にも面白い長所がある。

収穫量あたりの収穫作業時間は、甲賀流の方が短い。

つまり、同じ量のオクラを収穫するなら、甲賀流の方が手早く作業できるのである。


では、実際の収穫量はどうなのか。

今日の収穫を比較してみると、面積比ほどの大きな差はなかった。

写真の赤茶色の収穫ケースが「伊賀流」、緑色のケースが「甲賀流」の収穫である。

見ての通り、今日の収穫量はほぼ同じだった。

畑の面積は伊賀流の方が約1.5倍ある。それなのに収穫量がほぼ同じということは、面積あたりの一日の収穫量では、甲賀流の方がかなり有利ということになる。

当地でも、そして多くの地域でも伊賀流が勧められている以上、私としては、もっとはっきりした差が出るのではないかと思っていた。

ところが実際に比較してみると、思った以上に甲賀流が健闘している。

もちろん、まだ栽培期間の途中であり、これだけのデータで結論を出すことはできない。今後の収穫量や作業時間、雑草の管理、病気の発生なども含めて、もう少し長い期間で比較してみる必要がある。

農業は、教科書や栽培マニュアルだけでは分からないことも多い。

同じ品種を、同じ畑で、少し違う方法で育ててみる。

そして、実際の作業時間や収穫量を見ながら、自分の畑に合った方法を探していく。

これも農家の仕事の面白さの一つだと思う。

さて、そろそろ「伊賀流」と「甲賀流」の正体が気になってきた方もいるかもしれない。

実は、二つの名前の由来になっている栽培方法そのものについては、まだ種明かしをしていない。

「伊賀流」と「甲賀流」の正体は、もう少し結果が出てから。

それでは、種明かしはまたの機会に。

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使用AI: ChatGPT
(註釈)
オクラの比較実験の結果、意外にもオーソドックスではない管理方法の「甲賀流」が健闘しています。

English version here


posted by くまのおっさん at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 農業関連の話 | 更新情報をチェックする
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