2017年01月18日

楽器と健康

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昔、ホルンを教えて頂いていた先生が、雑談の中で、こんなことをおっしゃっていました。

「もし、年齢を重ねて、ホルンの演奏を教えられなくなったら、健康のためのホルンを教える教室でも開こうかな。」

ホルンなどの管楽器は、腹式呼吸を使います。
その上、楽器演奏の時は、息を、長い時間をかけてゆっくり吐きます。
これらの呼吸法は、絶対に健康に良いだろうから!というのが、その理由でした。

もう一つ、農家にとって、ホルンの良いことがあります。

農家は基本、肉体労働です。
中腰の姿勢や重い荷物などで、背筋と腰に、負担がかかります。

その点、ホルンは演奏に腹筋を使います。
仕事で背筋、楽器で腹筋を使えば、腹筋と背筋のバランスが良くなることが、期待できます。

実際、ホルンを再開してから、腰が楽になったような気がします。
まだ再開して10日ほどしか経っていないのですが。

上のような効果は、ホルンだけでなく、管楽器全般でも期待できることです。

農家の皆さん、趣味で管楽器など、いかがでしょう?

特に愛南町の皆さん、地元の吹奏楽団でお待ちしています。
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2017年01月05日

夕暮れの価値

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昨日はブロッコリー収穫の仕事始めでした。
年末年始の当地は、朝晩に冷え込んだため、あまりブロッコリーの収穫量は多くありませんでした。

その後、従兄弟に釣りに誘ってもらいました。
夕暮れの港町に沈む夕陽が綺麗で、思わず写真にとりました。

従兄弟にとっては昔から見慣れた普通の情景だそうで、不思議がっていました。


田舎の地元民にとっては普通でも、都会では価値のあるものは、必ずあります。

当地の伝統料理でも「貧乏人の食い物じゃけん」という理由で、今は影の薄くなったものがあります。

八戸のせんべい汁も、地元では似たような反発があったとききます。

逆に、田舎では貴重だと思っているものでも、都会ではつまらなく、見向きもされないものもあるでしょう。

ただ1つ言えることは、外に打って出なければ、何もわからないということです。

また、田舎では
「都会の人は、この自然に価値がある、っていうけど、その価値とやらでは実際は暮らしていけない」
と嘆く言葉をよく聞きます。

でも、実際に「田舎の自然の価値」を「価値がある」と云う都会の方に販売して生活の糧にしようとしている人も、ほとんどいません。

誰か、実際に試してみてはいかがでしょう。

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2016年12月25日

クリぼっち

最近、クリスマスを1人で過ごすことを「クリぼっち」とかいうらしいです。


私も今年は1人でしたが、夜明け前から沢山のブロッコリー達を収穫したので、寂しさよりも忙しさの方が強かったです。


クリスマスを誰と過ごそうが、一人でいようが自由なはずですが、なぜかマスコミはイベント的な日に一人で過ごすことを糾弾し、「クリぼっち」などとレッテルを貼りたがります。


少子化対策のつもりなのでしょうか。


ところで、キリスト教的にクリぼっちなんてあり得ません。

「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。第一コリント3:16」

キリスト教徒の方には、常に神が一緒におられるのです。


私は仏教徒だから、という言い訳も通用しません。

例えば、お遍路さんの持っている金剛杖には、「同行二人」と書かれています。常に弘法大師様が一緒にいてくださる、という意味です。

これは真言宗さんの話ですが、他の宗派でも、釈迦如来、阿弥陀如来、普賢菩薩などなど、諸仏が我々と一緒にいて下さいます。


なので仏教徒である私も、クリぼっちではなかったと思っています。


ただ、誰かに「昨日は誰と過ごした?」と聞かれて、私が「阿弥陀如来様!」と答えたら、多分、怪訝そうな顔をされることと思います。


妙な誤解を避けるため、已む無く、この場面では認めるしかなさそうです。


はいはい、クリぼっちでしたよ、と。



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