7月5日 日曜日 曇のち雨
今日も朝から、終わりの見えない「無限草刈り」の続きである。
長丁場になることを見越して、まずは草刈り機にしっかりと燃料を補給する。エンジンオイルとガソリンの混合燃料を注ぎながら、今日も一日よく働いてもらうつもりで準備を整えた。
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今回の目標は、サンフルーツ園地の草刈りを仕上げることだ。
朝は霧雨が降っていたが、天気予報によれば昼前後に少し雨が降る程度とのこと。これなら問題なく作業できるだろうと思い、草刈りを始めた。
刈払い機のエンジン音を響かせながら作業を続けていると、開始から三十分ほどで雨脚が少し強くなってきた。
それでもまだ作業を中止するほどではない。
ところが、その十分後だった。
突然、大粒の雨が勢いよく降り始めたのである。
あっという間に全身ずぶ濡れになりながらも、切りの良いところまで作業を進め、そこで撤収を決断した。
軽トラックへ戻り、スマートフォンで天気予報を確認する。
すると、朝とはまったく違う予報になっていた。
「昼過ぎまで強い雨」
雨雲レーダーを確認しても、予想進路を見ても、どうやら本当に強い雨が続くらしい。
こうなっては仕方がない。
本日の草刈り作業は中止である。
雨に濡れた草刈り機を軽トラックの荷台へ積み込み、撤退する。荷台には激しく雨粒が跳ね、草刈り機もまた静かに雨を受けていた。
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天気予報が外れること自体は珍しいことではない。
しかし最近の当地では、どうも「雨は降らないぞ詐欺」に遭っている気がする。
木曜日あたりからずっと、
「今日は雨ですが、明日は晴れです」
という予報が続いていたのだ。
ところが翌日になると、何事もなかったかのように予報が修正される。そしてまた、
「明日は晴れです」
と表示される。
その繰り返しである。
もちろん、天気予報が非常に難しいものであることは理解している。
だが、農業は天気予報を頼りに仕事の段取りを組まざるを得ない仕事でもある。
草刈りをするのか。
収穫をするのか。
農薬散布や機械整備をするのか。
その判断は天候によって大きく左右される。
だからこそ、予報が変わるたびに予定も振り回されることになる。
もっとも、考えてみればこれも農業の一部なのだろう。
自然を相手にする仕事である以上、人間の都合だけで物事は進まない。
結局のところ、「自然には勝てない」。
それは昔から変わらない、この仕事の宿命なのかもしれない。
予定していた草刈りはできなくなってしまった。
しかし、そのおかげでこうして作業日誌を書く時間ができた。
そう考えれば、今日の雨も悪いことばかりではない。
まあ、良しとしよう。

