さて、参加させて頂いたアイデアソン第一回目のテーマは、土佐町の課題を見つけることでした。
私は土佐町の中心部に来たのは初めてなので、何もわかりません。
なので、町民の方にひたすら質問して、情報を得ることから始めました。
質問してみると、やはり、課題の多くが愛南町と共通していることがわかりました。
人口減少、産業の衰退など、いわゆる過疎地域の共通課題です。
それならば、と、その共通課題を土佐町の課題として、解決策と併せて書き出しました。
その結果、私の抽出した課題の一つが、参加者の中で最多の支持を得ることができ、それを発表させて頂くこともできました。
今回、最も印象に残ったのは、その後の須藤先生のコメントでした。
「本当は、こういう課題は、一度、バッサリ捨てます。」
考えてみれば、皆さんがすぐに感じ、共感できる課題は、逆に言えばありきたりの回答でしか、ありません。
ましてや、私が発表したのは、過疎と言われる地域の共通課題であり、土佐町固有の課題ですら、ありません。
本当の土佐町の課題は、その先にあるのです。
アイデアソンの奥深さを実感した、土佐町アイデアソンでした。
なお、アイデアソンの手法や実例については、こちらの書籍で。
アイデアソン!: アイデアを実現する最強の方法 (一般書)