当農園で主力となっているサンフルーツ(新甘夏)は、その名の通り甘夏を品種改良してできたかんきつです。
甘夏譲りのさわやかな甘酸っぱさと軽やかなほろ苦さが特徴となっています。
サンフルーツを育てている園地です。
かつて、ここは桑畑でした。
絹糸の需要が落ち込み、祖父と父がここにサンフルーツを植えたのです。
園主はまだ幼かったころ、苗木が植えたての頃から、ここのサンフルーツの木を知っています。
収穫風景。
高枝切りばさみのような収穫器具で、木の上部にある実を収穫します。
栽培方法には気を使っています。
写真は、肥料の鶏ふんを地元の養鶏家さんから分けていただいたところです。
地元の海や山の幸を餌にふんだんに使った養鶏家さんの鶏ふんは、市販の鶏ふんと違って、発酵食品系のいい匂いがします。
当園では、この地元産鶏ふんを肥料として100パーセント使用しています。
さらに、令和に入ってから、この園地では一切の農薬を使用していません。
当園では、冬期に収穫してから1か月以上保存(追熟)して酸味をマイルドにした「貯蔵熟成」のサンフルーツと、春以降に完熟した実を採りたてでお届けする「完熟木なり」の2つのタイプのサンフルーツを出荷しています。
写真左の赤みが強いのが「貯蔵熟成」、右の黄色みが強いのが「完熟木なり」です。
「貯蔵熟成」は4月上旬ごろまで、それ以降は「完熟木なり」をお届けしています。
愛南町といえば「愛南ゴールド」がスター柑橘ですが、サンフルーツもぜひお試しくださいませ。
posted by くまのおっさん at 09:32|
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